「NHKから国民を守る党」とは何だったのか。おすすめの書籍も紹介

書籍
ミナト、最近「NHKから国民を守る党」って名前、また聞いたんだけど…あれ、結局なんだったのかって気にならない?
うん、インパクトはすごかったよね。「NHKをぶっ壊す!」って叫んでた人、立花孝志さんだっけ?
created by Rinker
¥1,650 (2025/12/10 10:54:09時点 楽天市場調べ-詳細)

元NHK職員が立ち上げた“受信料拒否”政党

「NHKから国民を守る党」は、2013年に元NHK職員の立花孝志氏によって設立された政治団体。 当初は「NHK受信料不払い党」という名称で、NHKの受信料制度に異議を唱える一点突破型の政党として活動を開始。

立花氏はNHK退職後、インターネット放送局「立花孝志ひとり放送局」を立ち上げ、受信料拒否のサポートや情報発信を行っていた。 その延長線上で政治活動に踏み出し、地方議会選挙に次々と候補者を擁立。2015年には船橋市議に当選し、議席を獲得した。

あの「NHKをぶっ壊す!」ってフレーズ、選挙の街頭演説で何度も聞いたけど、インパクトだけなら歴代トップクラスだったよね。
そう。でもその分、政策の中身が見えにくかったのも事実。受信料問題に絞った分、他の分野は曖昧だった。

主張と活動

N党の主な主張は以下の通り:

NHKのスクランブル放送(契約者のみが視聴できる方式)の導入

NHK訪問員による戸別訪問の廃止

受信料制度の見直しと契約拒否の合法化支援

これらの主張は、NHKに対する不満を持つ層に一定の支持を得た。 特に、ネット世代や単身世帯など、NHKをほとんど視聴しない人々からの共感が強かった。

でもさ、あれって政党っていうより、NHKに対する抗議運動みたいな感じだったよね。
うん、政治というより“パフォーマンス”に近かったかも。でも、それが逆に注目を集めたのも事実。

結局、何を残したのか

N党は、何度も党名変更を繰り返したことで知られる。 「NHKから国民を守る党」→「NHK党」→「嵐の党」→「政治家女子48党」→「みんなでつくる党」など、2023年以降は特に頻繁に変更された。

背景には、代表権争いや資金運用のトラブル、ガーシー議員の除名問題などがあり、党内の混乱が続いた。 2025年現在も、立花氏と大津綾香氏の間で訴訟が続いている。

結局、N党って何を残したんだろう。スクランブル放送も実現してないし…
でも、“政治は誰でも参加できる”って空気は作ったと思う。 あと、メディア批判の形を変えた存在でもあった。

“炎上”で終わったのか、それとも…

2025年11月、立花孝志氏は名誉毀損容疑で逮捕された。 元兵庫県議・竹内英明氏への街頭演説やSNSでの発言が問題視され、刑事告訴に発展。 竹内氏は誹謗中傷に悩み、2025年1月に亡くなっているライブドアニュース。

この事件は、SNS発言の責任や政治家の言論の自由の限界について、社会的な議論を呼んでいる。

最後は逮捕とか訴訟とか、なんか“炎上して消えた”って印象しかないんだけど…
確かにそう見える。でも、あの党が登場したことで「政治ってこんなに自由にやっていいんだ」って空気が生まれたのも事実。 良くも悪くも、“型破り”の可能性を見せた。

残したもの

N党が残した最大のインパクトは、「政治参加のハードルを下げた」こと。 街頭演説をYouTubeで配信し、SNSで議論を巻き起こし、選挙を“コンテンツ化”した。 それは、従来の政党が持っていた“堅さ”や“敷居の高さ”を壊す試みでもあった。

また、若者やネット世代に「選挙って面白いかも」と思わせた点も見逃せない。 実際、N党をきっかけに政治に興味を持った人も少なくない。

でもさ、あれ見て「政治ってもっと自由でいいんだ」って思ったのは確か。 真面目なだけじゃ届かないこともあるんだなって。
そう。政治って“型”じゃなくて“声”なんだと思う。 その声が強すぎて暴走した部分もあるけど、誰かが叫ばなきゃ変わらないこともある。

まとめ

・元NHK職員・立花孝志氏が設立した“受信料拒否”政党
・主張はスクランブル放送導入とNHK訪問員の廃止
・党名変更を繰り返し、混乱と話題を呼んだ
・SNS・YouTubeを駆使した“ネット選挙”の先駆け
・最終的には訴訟・逮捕などで社会的議論の対象に
・政治参加のハードルを下げ、“型破り”の可能性を示した

created by Rinker
¥1,650 (2025/12/10 10:54:09時点 楽天市場調べ-詳細)
結局、あの党って“成功”だったのかな?それとも“失敗”?
それはまだ、誰にも決められない。 でも、確かに“何かを揺さぶった”政党だった。 それだけは、忘れちゃいけないと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました